「純平!美女ON!!」

(全7巻)


読み切り作品  {純平!美女ON!!」

解説   響 純平は高校一年生、憧れのお嬢様に告白するものの、こっぴどくフラれ、これでもう女の子にフラれること100回、こんなにモテないオレなんか死んだほうがいいと、自殺を決意。そんな時、トレジャーハンターをしている叔父さんが南米の奥地からビンに入ったあやしげな液体を送ってくる。毒薬だと思って飲んでしまう純平だったが、次の朝になっても死ぬ気配がない。しかしその液体こそは、古代インカ文明の残した秘宝、相手の手を触れるだけで恋愛感情を起こさせる媚薬、世紀の惚れ薬だった。

これまでまったく女の子に相手にされなかった純平だが、この媚薬さえあれば、あのお高くとまったお嬢様・朝比奈リカも保健室のマドンナ・桂木マリ先生も。いやそれどころか全世界の美女はみんな自分のものだ。しかしそんな純平を心から心配し、たしなめる幼なじみの河合ちひろ。いつもはメガネをかけて地味な印象のちひろだが、本当の彼女はすごい美少女。そんなちひろにリカの兄・拓也の魔の手が迫る。はたして純平はちひろを救うことが出来るのか?そしてちひろの真心に気付き、真実の愛に目覚めるのか?   


連載作品  「純平!美女ON!!」

解説   あいかわらずモテない純平だが、幼なじみのちひろが貸してくれる不思議なアイテムで様々な女の子にアタックしていく。幼なじみになりすましたちひろは実は歴史を修正するために未来から来た時空捜査官だった。

コメント   見切り発車で始まった連載だったが、連載期間は最長の三年になった。コミックスの中にも書いたのだが、この話は大筋で第一話と最終話のエピソードがあれば成り立つもので、それ以外は言ってみればお遊びのようなもの。もっともメインとなるのはそのお遊びの部分で、なんだかんだありながら、結局のところ毎回純平が女の子の胸をモミモミするという展開になる。

連載開始当初はそれ程でもなかったが、段々とエッチなシーンに対する編集部の規制が強くなっていきフラストレーションがたまった。